KK²　weekly【メッセージfromKK²】（第224号　2012年6月15日発行） by AVCC

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グローバル人材育成は「ハイブリッド型」で

伊庭野基明（KK²グローバルキャリアカウンセラー）

　多くの大企業の人事担当者の現在の最優先課題は、「次世代グローバルリーダーの育成」と聞きます。また、就職情報サイトの「マイナビ」によると、2012年4月に外国人留学生を採用した日本企業は11.7％。特に上場企業では27.1％となり、2013年卒採用で外国人留学生を「採用する」または「検討中」とする上場企業は全体の60％近くに達しています。企業によっては既に長年のグローバル採用の経験があり、外国人の「職に対する考え方の違い」を理解し、多様な雇用制度を整備してきていますが、外国人採用経験の少ない企業では、今後、文化や習慣とのミスマッチを経験する可能性があることも否定できません。更に、企業によっては社内での公用語を英語にするなど、グローバル化推進派もでていますが、グローバル化とはすべてを欧米化する事ではありません。欧米ではこう、アジアではこう、とそれぞれのローカリティーを理解し、母国との間をコミュニケートできる「ハイブリッド型（ローカル×グローバル）」の人材育成が求められます。KK2のキャリア応援プログラムにおいて、多様な価値観が並立するグローバル世界で必要な人間力を基礎から培うコンテンツをこれからも整備していきます。

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