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2020年までの成長戦略である「日本再生戦略」の原案が7月11日にまとめられました。
この中で「人材育成戦略」として、「大学・専門学校等における社会人の学び直し等のニーズに対応した学修機会の提供」、「人を活かす」サービスの創出等による再教育・マッチングの仕組みの構築を図る。」が上げられています。
それでは、「社会人の学び直し等のニーズに対応した学修機会」を高等教育機関で作れていますでしょうか。
ここ1ヶ月で500名以上の方に大学教育、若手社員教育についての講演をしまして、その様々な反応を御紹介させて頂きます。
企業人事部の方が、講演会の後、参加者の2割に及ぶ方(製造業、増収増益の強力なベンチャー企業など)が名刺交換をさせて頂き、新卒の採用と若手の育成について、色々と情報交換をしました。
高いモチベーションの学生をどのように採用するか、そして、入社後、活躍する環境をどのように整備するか、等、講演後もやり取りがありました。
大学関係者の方は、能動的学習モデル(アクティブラーニング)の効果、卒業生の追跡調査関連の情報交換をしました。
文部科学省で「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」が7月25日締切で募集されております。卒業生の追跡等によって、産業界の個々の大学へのニーズとして、個々の大学の卒業生がどう活躍できているかを踏まえつつ、各大学の教育プログラムの特徴を産業界のニーズとマッピングしていくことが、「学生自身の学びについてのモチベーションを高め、主体的な学びを実現していく」ことになろうかと思います。
応募を検討されている大学の方々、あと2週間で、どのような提案にまとめられ ますでしょうか。 大学関係者の教職員自身が、能動的学習として、講演で聞いて頂いた内容を「文部科学省の事業」等において実践する番です。
産学での「具体的な」連携によって、大学の教育プログラムを改善していきましょう。