KK2 weekly【メッセージfromKK2】(第241号 2012年10月12日発行) by AVCC
KK2を応援して下さる皆様との交流をはかるために、公式facebookページを開設しました。ぜひ「いいね」のクリックをお願いします。
※このメールマガジンは、HTML形式で配信されています。一部のメーラー(無料メールサービス等)や設定によっては正しく表示されない場合がございます。予めご了承下さい。
※当メールの返信から、お問い合せ並びにイベントの申し込みは行えません。
「Feel/Think/Act」と能動的学修
伊藤健二(KK2産学官連携主席研究員/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授)

「受動的学習」において知識を得て、
「コミュニケーション」によって共通認識を作り、
「行動」する。そして、「具体的な振り返り」をする。
これを能動的学修モデルと考えています。
受動的学習やコミュニケーションにおいて深くThinkして、行動(Act)して、振返 りにおいてFeelする、ということになろうかと思います。 Feelは、受動的学習、コミュニケーション、行動、振返りのタイミングでも気づ くことはありますが、どこのタイミングが最も能力開発に貢献するものと思いま すか。
中央教育審議会「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて~生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ~」等では、「主体的な学び、能動 的学修」がキーワードとして挙がっていますが、先ほどの問題意識に対する解は どのように考えるといいでしょうか。
行動をするときに「受動的に学んだ知識」が活用され、「振り返るときに学んだ こと」が喜びになるのではないでしょうか。 皆さんと一緒に考えていければと思います。