KK²　weekly【メッセージfromKK²】（第245号　2012年11月9日発行） by AVCC

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3つの成長分野における人材育成と人材流動化を促進する仕組み「キャリア段位」

伊藤健二（KK²産学官連携主席研究員/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授）

「e-Learning Awards2012フォーラム(11/28-30)」において、成長分野での人材育成を促進し、人材流動化を促進する目的の2つの政策が御紹介されます。
　政府の成長戦略として内閣府で推進されてきた「キャリア段位制度」が検討段階から、実施段階に入ろうとしています。成長分野への人材流動化を促進する全体枠組みを内閣府参与/リクルートワークス研究所所長の大久保様に御紹介頂きます。
また、文部科学省の政策では、12の成長分野(メッセージfromKK2 第232号)での人材育成を推進するために、産学での実践的な教育プログラムの開発も進んで きています。フォーラムにおいては、その中の、キャリア段位に直接関連する、以下の3つの分野について御講演を各事業の責任者・専門家の方々に御願いしました。
●介護福祉分野介護福祉士教育２５年の歴史と今日の課題を踏まえ文部科学省事業の成果を取り入れて、介護キャリア段位制度の導入・定着を考えます。（学校法人敬心学園 理事長　小林　 光俊 氏）●環境・エネルギー分野新しい産業として期待される「環境・エネルギー分野」における中核的専門人材 養成のための学習プログラムやモデルカリキュラムの構築をプロジェクト事業と して紹介します。（専門学校東京テクニカルカレッジ・学校法人小山学園 理事　佐々木　章 氏）
●６次産業分野 ６次産業化にも資する人材を育てる、農業生産・商品企画・加工から調理まで総合的に学ぶ、「農と食の専門学校」による取組を紹介します。（中央農業グリーン専門学校　学校長　渋谷　襄 氏）

成長分野での人材育成と流動化によって、社会の活性化につながればと思っています。関連する業界の方々、大学の方々、是非、参加をお待ちしています。
上記イベントの後も、KK2としてイノベーションプログラムの中などで取り上げていきたいと思いますので、御興味のある分野など、事務局まで御連絡頂ければ幸いです。

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