KK2 weekly【メッセージfromKK2】(第249号 2012年12月7日発行) by AVCC
霞が関ナレッジスクエア
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メッセージfromKK2
自分の頭で考え行動する ~しごと力を磨く~
久保田了司(霞が関ナレッジスクエアKK2代表)
久保田了司  中央道笹子トンネルの崩落事故では、利用者としての衝撃より、20世紀に整備された公共システムの保守管理が、コストや縦割り組織の中で腐食してしまったショックが大きく、日本の技術への信頼性もガラガラと崩れてしまいました。これは福島の原発事故でも感じた空虚であります。「点検はきちんとしています。9月の点検でも異常無しでした。」事故発生直後、中日本高速道路の幹部が繰り返していましたが、明らかになってきた点検の内容は下から目視のみ。 安全の確保という目的を忘れ、点検が目的化し、与られた予算体制の中でただ作業が行われてきたとしか思えません。

 9月にKK2エキスパート・スタジオに登場していただいたANA整備本部 日比啓太郎さんは、整備の仕事で大切な事は「誠実で正直であること」と述べられました。公共事業の保守管理と民間航空機の整備での「しごと力」の違いを感じてしまいます。

 また昨日KK2エキスパート・スタジオに登場していただいた石川県羽咋市役所職員の高野誠鮮さんは、過疎高齢化が進む集落の「再生」「収益向上」「若者誘致」等の実践について、集落民一人一人が納得し、行動することが最大の要点と熱っぽく語られました。限界集落からの再生でも、復興からまちづくりでも、一人一人が自分の頭で考え行動し、日々しごと力を磨くことが肝要です。

 この「しごと力」を磨く…という視点に立ち、来年の2月2日(土)にKK2しごと力道場を開催します。講義形式ではなく、物事の本質を深く考え、思考力を高める対話型トレーニングです。様々な人の考え方を知り、参加者の交流を促進するプログラムに是非ご参加ください。

■発行元:一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)霞が関ナレッジスクエア事務局
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