KK2 weekly【メッセージfromKK2】(第251号 2012年12月21日発行) by AVCC
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これからの日本社会を創るリーダー層の育成 - 世界の動きを見よう
伊庭野基明(KK2グローバルキャリアカウンセラー)

11月12日に発表されたIIE(米国国際教育協会)の2012年版調査で、アメリカへの日本人留学生数がついに2万人を下回り、19,966人となりました。1998年に47,073人で、在米外国人学生数で最多でしたが、学生数上位国の中で日本だけが、14年間継続して減少した結果です。逆に翌年に日本を抜いた中国は継続して学生数を増やし、今年は日本の約10倍の194,029人で最多となりました。
また、CIA(アメリカ情報局)が12月10日に発表した2030年世界情勢予測では、冷戦後のアメリカ主導のグローバル化の時代の終わりと、中国の経済大国化を予測しています。
一方、日本では、若手のうちからの海外勤務を義務付ける企業や、秋入学、海外留学を義務づける大学の動きなど、本格的グローバル対応が始まったばかりに見えます。
ここKK2で、
12月6日に開催されたエキスパート・スタジオにおいて高野さんは、社会を作る最小単位である個人の生きる力を慈しみつつ、自分の頭で考える力について語っておられましたが、それは自立原理でなるグローバル世界に対峙出来る人材の育成につながるものです。そのような強いエートスをもったリーダー層を育成する仕組みを再生する事ができるかが、日本社会の将来を決めると思います。