KK2 weekly【メッセージfromKK2】(第258号 2013年 2月 8日発行) by AVCC
霞が関ナレッジスクエア
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メッセージfromKK2
モチベーションの高いロールモデルとは?
伊藤健二(KK2産学官連携主席研究員/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授)
伊藤健二  KK2は、多くの皆様が目標とする"ロールモデル"を見出し、「気付く」 「考える」 「行動する」"アクティブ人材"へ転換されることを願っています。

 ここ数年、私は「モチベーションの高い人」という「ロールモデル」について調 査をしています。
 IT、語学、専門分野、目標の設定、コミュニケーションなど、17の項目について調査を20以上の大学の卒業生5年目で1700人に調査したところ、特徴的な項目が抽出されました。

 1)意見の違いや立場の違いを理解すること、2)目的を設定し確実に行動する こと、3)自分の意見を分かりやすく伝えること、4)社会のルールや人との約 束を守ること、5)他人に働きかけ巻き込むこと、等を努力してきた人が、モチ ベーションが高いという項目です。
 これらをまとめると、文部科学省中央教育審議会で色々と言われている「アクティブラーニング」モデルに整理ができます。
 KK2が設定する「考え(Think)」「行動(Act)」「気付き(Feel)」という3ス テップとも関連してきますし、やはりアクティブな人はモチベーションも高い、とも言えるかもしれません。

 「アクティブラーニング」が重要と言われつつも、どのようにやればいいのか、といった体系化が求められる中で、今回のような調査結果は参考に頂ければと思います。
 そして、モチベーションには様々な理論がありますが、今日的には、モチベーシ ョンはどのように考えていくと、メンタルヘルスの対策、帰属意識・自己成長感 ・やりがい等の向上、等につながるのか、今後も調査を進めていきます。

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