KK2 weekly【メッセージfromKK2】(第260号 2013年 2月22日発行) by AVCC
霞が関ナレッジスクエア
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メッセージfromKK2
大量破壊兵器開発実験の非人間性と 危うい日本の原子力政策への連鎖
丸山修(KK2事務局)
丸山修  ほぼ1年ぶりですが、3月4日に「霞が関シアター&トークイベント」を開催することとなりました。 昨年来、被災地、社会福祉、教育、伝統文化作品など多様なドキュメンタリー映画を観ながら、何を上映しようか悩みましたが、結局、一番印象の高い作品にさせていただきました。それが南海放送が製作した「放射線を浴びたX 年後」です。
 この映画は昭和29年3月~5月にかけて南太平洋のマーシャル諸島ビキニ 環礁で6回にわたって行われた、米国の水爆実験が引き起こした放射能流失と被爆の実態に迫った映画です。
 当時わが国では、“第五福竜丸事件”として報じられました。しかし、火の玉やキノコ雲を肉眼で見、放射能が降り注ぐ海域で操業していた他の遠洋マグロ漁船や貨物船の乗組と漁獲物の被爆、汚染の実態は闇に葬られました。また、日本列島から米国西海岸を含めた太平洋全域の放射能汚染分布など、水爆実験が引き起こした放射能流出の全容も永い間、極秘にされてきました。
当時20代~30代だった漁船員たちの多くは、まさに“放射線を浴びたX年後”口頭がん等で死亡しています。本映画は大手マスコミでさえ取り上げなかった重大な真実を、ローカルテレビ局が20年にわたって追跡調査した、渾身のドキュメンタリーです。
上映後のトークイベントでは、監督の伊東英朗さんと脳分子生物学者の桃井隆さんによるトークも行います。 ご期待ください。

■発行元:一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)霞が関ナレッジスクエア事務局
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