KK2 weekly【メッセージfromKK2】(第272号 2013年 5月24日発行) by AVCC
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(第272号 2013年 5月24日発行)
伊庭野基明(KK2グローバルキャリアカウンセラー)
KK2では、「しごと力を学ぶ」というプログラムを数多くそろえてきています。
最近のプログラムで私が気になったものは、「
碁石地区のあの日、あの時。そしてこれから」という東日本大震災で被災された方を講師に迎えた動画です。
何が気になるかといえば、講師のプレゼンテーションのすばらしさ。あの混迷の様子を言葉だけで表現することはとても難しいのですが、わかりやすく作られたスライドを、的確なタイミングで表示して、参加者たちをうならせていました。講義の内容を受けとめることも大事ですが、発表者の表現力も学んでもらいたいものだと思いました。
ところで、私は「しごと」をする上で、「楽しくする」、「効率よくする」、「社会的に意義のあることをする」の3つが大事だと、長年心掛けてきました。実際には、苦しいこと、無駄なこと、社会に役立たない事のほうが多かったかもしれませんが、自分なりに一生懸命のキャリアだったと思っています。
アメリカの心理学者のエドガー・H・シャイン教授は、自らのキャリア(しごと)を選択する上で大切にする軸の要素を「キャリア・アンカー」として八つに分類しました。
それは、「管理能力」「技術的・機能的能力」「安全性」「創造力」「自律と独立」「奉仕・社会献身」「純粋な挑戦」「ワーク・ライフバランス」です。時代・環境によっても変わると思いますが、人は皆このキャリア・アンカーのどれかを軸にキャリアをデザインし、「しごと」をしてゆくものです。
KK2のプログラムを利用していただきながら、あなたも是非、自分のキャリア・アンカーを考えてみて下さい。