「己(おのれ)」のことしか考えない人が増え、ご先祖さまの堪忍袋の緒が切れたのでしょうか?
7月29日、第2回KK2「共に考え、共に学ぶ」ボランティア活動でのWebメール学習会に参加された末崎町碁石地区の大和田さんから、こんなメールがきました。
「梅雨明けは何時になるのでしょうか。まもなく8月です。お盆が過ぎれば秋風が吹きます。今年は夏がないのでは?」
「経験したことのない」災禍が日本各地を襲いました。被害に遭われた皆さまに心よりお見舞いを申し上げると共に、冷夏の東北地方を「早くお天道様が照らすよう!」エールを送らせていただきます。
上記ボランティア活動では、気仙で地域包括ケアに取り組んでこられた熊谷君子さんにお話を伺いました。「あの日あの時、暮らしづくりまちづくり」と題し、3.11を振り返り、「地域との日常がなければ、非日常は乗り越えられなかった」と私達に熱く語られました。日常的な地域との繋がりが希薄になっている都会で同じことが起こったら…と、本当にぞっとし、都会での信頼関係構築が急務だと実感しました。
ボランティア活動の翌週、7月19日には、霞が関という東京の真ん中で、「己」と「家」を守る「防災体質」を目指し、「第1回 災強!霞が関防災キャンプ」を開催しました。
小学生からシニアまで幅広い年代の38名が参加し、電気が落ちた暗いKK2で一夜を過ごしました。蒸し暑く、固い床の上で寝返りも出来ず、皆さん大変お疲れでしたが、いつか来る災禍に備える貴重な体験になったと思います。ダイジェスト (5分)にまとめましたので是非ご覧ください。
次回は10月18日、19日を予定しています。また、新たな試みとして9月21日、22日に、市民救助隊養成「命をつなぐポジティブ防災 ~国民総ファーストレスポンダー化プロジェクト~」を開催します。是非ご参加ください。
皆さん、夏休みには是非ご先祖さまを敬い、お墓参りにいきましょう!