KK2 weekly【メッセージfromKK2】(第291号 2013年10月 4日発行) by AVCC
霞が関ナレッジスクエア
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メッセージfromKK2
「意欲があれば、何時でも、何処でも、誰でも学べる 」
~ KK2 は学習と交流ができる場を目指します ~
久保田了司(霞が関ナレッジスクエアKK2代表)
久保田了司  10月物価上昇傾向が鮮明となり、来年4月からの消費増税8%が発表されました。
 9月30日付け日経朝刊の『教育費「誰が負担」議論を』を読むと、親の年収1050万円以上と400万円以下の世帯の子供の高校卒業後の進路が比較されています。前者の大学進学率62.9%に対し後者は27.8%となっており、子の教育に、親が責任を持つこの国の傾向が歴然としています。

 日本では家計(親)負担が当たり前と思われている子の教育費用ですが、北欧諸国では社会が教育を支える公的負担の傾向が強く、米英では学生本人(子)による個人負担が主流となっていることをご存知でしょうか? 要は北欧や米英に比較し、我が国の”教育の機会均等”が保たれていないことが課題なのです。この課題に対し、国家財政が逼迫し、引き続き消費増税必至の中で、教育の公的負担の増強は現実的ではありません。せめて、学生本人による負担を支える奨学金や各種減免措置の充実が望まれます。

 しかし根源にさかのぼって解決すべき問題は、

  国民の多くが抱く「いい学校出ていい組織に勤める」という考え方を捨てる
  指定校なんて論外で学歴にこだわらない求人を官民で進める
  年齢学歴性差に関係なく努力する人が報われる社会を目指す
  意欲が有れば何時でも何処でも誰でも学べる学習環境を整備する


 ことではないかと思います。

 砂漠に一滴の水ではありますが、KK2(霞が関ナレッジスクエア)は、「何時でも何処でも誰でも」学習と交流ができる場を目指したいと思っています。ご支援ご指導よろしくお願いします。

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