KK2 weekly【メッセージfromKK2】(第292号 2013年10月11日発行) by AVCC
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「見えてきた結果をポジティブにフィードバックして、モチベーションに!」
伊藤健二(KK2産学官連携主席研究員/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授)
OECDは、社会生活で求められる能力を測った
初の「国際成人力調査(PIAAC)」の結果を10月8日に公表し、日本は調査対象の3分野「読解力」、「数的思考力」、「ITを活用した問題解決能力」の総合において1位となりました。スキルにおいて1位となった日本で、組織的成果の重要な要素である、モチベーションといったところはどうでしょうか。
1万人の調査は、スキルやモチベーションを含め、100もの項目から色々な視点から実態を明らかにしています。
10月4日に、KK2イノベーションプログラムを開催し、企業や大学の方々に参加頂きました。
モチベーションは自己評価、ということで、360度評価のことも話題になりましたが、現場の声を把握する、という意味での情報収集であり、日頃のコミュニケーションの他に、新たな項目での把握、そして組織としての把握につながります。
その現場での定量的になった声をどのようにポジティブに活用していけるか、ここが焦点と考えています。
プログラムの中でカシオヒューマンシステムズ社に発表いただきました。今回のモチベーション調査・リーダ要件調査が具体的にどのように活用されているか、特に社内の部門ごとの状況など、詳細に見える化が行われている状況が報告され、参加されている方々には大変に参考になったようです。
モチベーション、スキル等について自己評価などを用いて定量化をする「人材の見える化」を行いつつ、組織長などからポジティブなフィードバックによって、今のメンバーの方々のモチベーションや主体性に火をつけて、組織運営を進めては如何ですか?