KK2 weekly【メッセージfromKK2】(第297号 2013年11月15日発行) by AVCC
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KK2ソーシャル・キャピタルを豊かにする活動
伊庭野基明(KK2グローバルキャリアカウンセラー)

“ソーシャル・キャピタルとは、人々の協調行動を活発化することによって、社会の効率性を高める事ができる、「信頼」「規範」「ネットワーク」といった社会的仕組みの特徴”と、アメリカの政治学者ロバート・パットナムは定義しました。それは、「社会問題に関わっていく自発的団体の多様さ」「社会全体の豊かさ」「地域力、社会の結束力」ともいい、ソーシャル・キャピタルが豊かであることの意義は、市民や地域社会のつながりの重要性の度合いを示しているとの事です。
11月6日に開催された、KK
2運営委員会の席で、渡部俊也委員(東京大学教授)から、各種プログラム、特に震災復興関連プログラムの評価に関係して、「震災復興の速度とソーシャル・キャピタルの豊かさ度合いとが相関しているかもしれない」とのコメントがありました。
SNSなどの普及で、バーチャルなネットワーク社会が普及しつつありますが、身近な友人との付き合い、スポーツクラブなどへの帰属、組織にとらわれず社会の問題を他人と議論する場を持つなどの、「顔の見える付き合いと対話」が、このソーシャル・キャピタルを豊かにすることにつながるのではないでしょうか。
KK
2では、社会の横串になるような人と人のつながりを、共に考え、共に学ぶプログラムを開催、提供してゆく事で、日本のソーシャル・キャピタルを豊かにする活動に寄与できればと考えています。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。