KK2 weekly【メッセージfromKK2】(第301号 2013年12月13日発行) by AVCC
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2015年卒の学生の就職意識?中小企業志向は?
伊藤健二(KK2産学官連携主席研究員/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授)
12月1日で2015年卒の就職活動が解禁になりました。
1年前の2014年卒の学生に対する調査では、「自分のやりたい仕事(職種)働きがいのある会社、安定している会社」が上位3項目となっています。
2015年卒の学生はどうなるでしょうか。 「やりがいのある仕事であれば中堅・中小企業でもよい」が45.8%を含め中小企 業志向54.2%となっており、大企業志向41.2%に対して大きくなっており、この傾向は4年連続となっています。
それでは、「やりがいのある仕事」につけていると思いますか。 社会人1万人調査では「やりがいがある」と回答した25-29歳の方は43%となっています。それでは、大企業と中小企業では「やりがいがある」という値は違うで しょうか?
実は、やりがいが高い順に、50人までの小企業・3000人以上の大企業・中企業と いう順番になっています。50人までの小企業は、学生が思う「安定している会社」とは見えないかもしれませんが、チャレンジに値する企業かもしれません。
キャリア教育の講義と共にインターンシップやOB訪問等、企業に対する実践的な観察力を学生にどう育成していくか、大学には求められると思います。
KK2でも、
エキスパー・スタジオなどでモチベーション高く様々な社会で活躍している若手社会人を紹介しています。大学等で参考にして頂くのも良いかと思います