KK2 weekly【メッセージfromKK2】(第313号 2014年 3月 7日発行) by AVCC
霞が関ナレッジスクエア
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メッセージfromKK2
地域、組織、個人の「レジリエンス(弾力的)」向上
久保田了司(霞が関ナレッジスクエアKK2代表)
久保田了司  人口が増え続け好き勝手に振舞う人類に地球が悲鳴をあげているとしか思えない昨今の異常気象の中で、「想定外」「経験したことの無い」といった台詞を聞くにつれ、「己の所為ではない」という言い訳に聞こえてしまいます。
 3.11で東日本大震災発災から丸3年が過ぎようとしています。岩手県気仙地区で取り組んできた「デジタル公民館まっさき」活動を通して、KK2はたくさんの学びを得ました。まず一つ目は、行政は「ハードウェア」の復興で手一杯、人と人の絆やコミュニティの再生といった「ソフトウェア」は地域住民任せ、よそ者は継続して「寄り添う」くらいしかできないことを学びました。二つ目に「日常があったから非日常が乗り切れた」という言葉から、常日頃からの強い「絆」があったからこそ逆境から立ち直れた「気仙の強み」を学びました。そして三つ目。「国土強靭化(ナショナル・レジリエンス)」という命題の下、疲弊する社会資本「ハードウェア」をメンテナンスすることも勿論大切ですが、人と人が強い「絆」で結ばれ、ストレスに負けない「ちから」、困難に適応していく「ちから」、挫折をはね返す「心の弾力性」を磨く、地域、組織、個人の「レジリエンス(弾力的)」向上することが喫緊の課題であることを学びました。

 帰宅困難や避難所体験をする特別な一夜を過ごし自分たちで考え、学び、気づきを得ることを目的とした「災強!霞が関防災キャンプ」第3回が、3月28日(金)19:00~3月29日(土)10:00にKK2で開催されます。災害への備えをしておきたいと考えている方、企業や組織の防災担当の方、どなたでも年代・性別問わず是非ご参加ください。春休みシーズンですのでご家族での参加も大歓迎です。みなさんも「防災体質」を身に就けましょう!

■発行元:一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)霞が関ナレッジスクエア事務局
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