KK2 weekly【メッセージfromKK2】(第318号 2014年 4月11日発行) by AVCC
霞が関ナレッジスクエア
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メッセージfromKK2
グローバル人材として必要な新卒の人数は?
そして今後雇用吸収力の拡大する業種は?
伊藤健二(KK2産学官連携主席研究員/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授)
伊藤健二  新卒採用においても企業におけるグローバル化は進んでいるのでしょうか。経済産業省の「若手グローバル人材の充足状況」によると、海外に進出している、もしくは進出しようとしている企業119社のアンケートでは、規模によって内容は異なりますが、全体としては81.5%が人材が不足しているという調査結果(2011年1月)があります。新卒のグ ローバル人材は2012年では12.3万人、そして今後、2017年には18.8万人も必要という予測にもされています。はたしてどんな業種での雇用創出がされていくと思 いますか。
 大学は、グローバル30といったグローバル育成関連の事業を5年にも亘って322億 円も投じられ、おこなってきていますが、平成25年度行政事業レビューでは「グロー バル人材が総花的である」、グローバル人材として何人が採用されたかなど、 企業での不足をどの程度充足できたのか、といった検証がされていない状況であ ります。
 今年度もスーパーグローバル大学等で100億円もの予算が投じられる中、文部科 学省や大学では、どういった業種でのグローバル人材を育成、輩出していくことを計画しているのでしょうか。今後もこれまで以上の規模の予算が継続的に投じられてくる中、大学は企業のグローバル化をどのように把握、貢献していくのか、その具体的な雇用創出は、大学のグローバル化において求められるのではないで しょうか。
 KK2においても「グローバルな世界をどう生き抜くか」というコンテンツを配信 しています。いま一度、新卒を含む日本人のグローバル化に関して検討してみる のは如何ですか。

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