KK2 weekly【メッセージfromKK2】(第331号 2014年 7月11日発行) by AVCC
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状況把握からはじめるグループワーク
伊藤健二(KK2産学官連携主席研究員/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授)

私事で恐縮ですが、月1回のフットサルをやる機会があり、30歳程度の平均年齢の中で私自身の役割を考えつつ、楽しむことができています。自分の年齢体力とも「うまく」向き合いつつ、プレーをしました。2回目は1回目以上に運動量を減らし、攻めの動き方に注力し、得点の機会を作る意識を持ちました。動ける時間が短い分、攻めの動きの中で、特に数少ない機会はシュートで終わるように、そしてゴールの枠を目指しました。動く時間が少ない分、仲間の動き・流れをよく見つつ、ありがたいパスをもらい、その機会をシュートにつなげました。ただし、長いキープをすると、体力が続かず、シュートにたどり着けないので、キープを短く、ゴールのコースをはかる、という動き方を心がけました。結果は、仲間のうまいパス回しをもらって、3得点まで果たせました。自分のチームだけではなく、相手のチームからも拍手を頂き、久しぶりに感じる、なんとも感慨深いものでした。
「仲間の動きの中で、自分のできる役割を考え、果たすこと」、これは私自身、仕事におけるグループワークでずっと心がけてきていることです。「仲間の様々な発言を聞きながら、自分の適切な発言によって、グループ全体のゴールを達成すること」、そんな建設的なグループワークはすがすがしいと改めて思う次第です。今年の新人は成果・能力不足・失敗・人間関係への不安が増加傾向という日本マンパワーの調査結果(1万人、164社)があることも踏まえ、皆さんの組織の新人を仲間としてどんな傾向があるかを把握し、
仕事力向上ライブラリの状況把握力も参考に、はじめるのは如何ですか。