KK2 weekly【メッセージfromKK2】(第342号 2014年10月3日発行)by AVCC
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「高度映像情報社会」を次世代に繋ぐ
久保田了司(霞が関ナレッジスクエアKK2代表/一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)理事長)

KK
2を運営する
AVCCと
メディアリンクは、創立50周年感謝の集いを9月27日KK
2で開催し、創立者である前理事長久保田致長も不自由な体調をおし参加しましたが、その二日後9月29日朝眠るように他界しました。
故人は、山梨県は南アルプスの麓で四人兄弟の末っ子として生まれ、兄姉達の支援で一人上京。早稲田大学に学び、折から学徒出陣で出征、近衛師団司令部教育係将校として終戦を迎えました。戦後、平和産業への転換を進める北辰電機(のちに横河電機と合併)で「国産16ミリ映写機」の開発に携わり、ポータビリティある映写機と「結核の生態」といった教育映画を携えて全国を駆け巡り、学校等の校庭に天幕を張り日没と共に地域住民を集めた社会教育活動を推進しました。その後技術の進歩とともに、スライド・OHP・テープレコーダ・VTR・ビデオディスク・PC・ネットワークを活かした学校教育・職業訓練=視聴覚教育を、わが国のみならずJICA事業を通じて世界にも広めていきました。
激動の昭和をまるまる生き抜き、今日の「高度映像情報社会」を築き上げた生き字引を失ったことは痛恨の極みではありますが、故人のご冥福を祈ると共に、この足跡を継承し次世代に繋ぐことが私達の務めと肝に銘じております。今後もKK2事業へのご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。