KK2
weekly【メッセージfromKK2】
(第349号 2014年11月21日発行) by AVCC
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KK2は、2020東京オリンピックに向けて観光を含むレジリエンス教育を推進します
伊藤健二(KK2産学官連携主席研究員/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授)

政府の「まち・ひと・しごと創生会議」の地方創生においてはオリンピック等に向けて、地域名産品の販売、世界遺産、産業遺産、道の駅などでの名所の案内を含むルート作りなど、2003年以降、「訪日外国人旅行者1000万人」を目標にビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)などに取り組んできました。2013年12月に1千万人を到達、世界最大級の旅行クチコミサイト『トリップアドバイザー』の「旅行者による世界の都市調査」の結果では東京が世界1位となり、2020年に2千万人を目指して観光産業が盛り上がってきています。最近では10月1日には新たな消費税免税制度が施行され、外国人旅行者の誘客の促進を行っています。
ただ、外国人観光客については、懸念事項として災害時への対応も上がっています。
これまでKK
2は、「心と体のストレッチ」や「災強! 防災キャンプ」等、様々な防災教育を行ってきていますが、今後は観光産業の一環にもつながる「防災教育」をレジリエンス教育として検討していければと思っています。「国土強靭化」は、災害時と平常時の両方がコンセプトになっていますので、まさにオリンピックに向けた「レジリエンス教育」ということになります。
地域名産品を軸にした持続的な発信を産学官で検討していくプログラムを12月11日に農林水産省さん、前橋国際大学さんをお招きし、観光で地方創生を考えつつ、防災もあわせたレジリエンス教育を、皆さん、一緒に進めていきましょう。