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weekly【メッセージfromKK2】
(第358号 2015年1月23日発行) by AVCC
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世界が称賛する日本の酒を楽しみ日本人スピリッツを学ぶ年に!
華井弘子(エキスパート倶楽部ゼネラル・マネージャー)

昨日、1月22日に開催しました
「食と文化講座」では日本のウイスキーを取り上げました。ウイスキーの香りや味わいは、ワインに劣らず大変複雑で、造られる蒸留所の気候風土、原酒を寝かせる樽材や熟成年数、ブレンドの技などは、ワイン好きの方にも興味深く学んでいただけたと思います。
ここ数年、海外での権威あるウイスキーの品評会やガイドブックなどで日本のウイスキーが世界一に選ばれ、その生産の現場である山崎蒸留所には、世界20カ国から多くの方が来場されるようになったそうで、我々の想像以上に日本のウイスキーは世界から注目されてきているようです。
日本のウイスキーがこうして世界から称賛されるようになった背景には、造り手として、こつこつ地道に取り組む職人気質の日本人スピリッツが大きく貢献しているのではないでしょうか。
昨日の講師、輿水精一氏の著書「ウイスキーは日本の酒である」からも、トライ&エラーを繰り返しながら、もの造りに携わる真摯な姿が伝わってきます。さらに、四半世紀に及ぶウイスキーのダウントレンドの状況から、世界一への道を拓くまでの経緯や取り組みなども読み取れ、ビジネスパーソンにとっても、仕事の流儀のヒントが盛り込まれているように感じられます。もちろん、ウイスキーについても大変わかりやすく書かれています。ぜひ、ご一読を。
ジャパニーズウイスキーを楽しみながら、日本人スピリッツを学ぶ年にしませんか?