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weekly【メッセージfromKK2】
(第361号 2015年2月13日発行) by AVCC
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納得学習によって地域が向かう目標と政策、そして自律的な活動へ
伊藤健二(KK2産学官連携主席研究員/慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任准教授)
●「納得学習の積み重ね」により地域が向かう先に関する目標
『主役である住民ひとりひとりの「納得学習」の積み重ね』の地域での行動によって、動きはじめ、動き続けます。その行動の目標は何でしょうか。「地方創生」では国の政策としての
*KPIを設定し、予算が執行されていきます。各地域の行動に対して、政策としてのKPIも共有され、実際に行動されていくことで、地域が動いていくということになりますでしょうか。
●地方創生に向けた「ふるさと名産品」等の事業
ふるさと「名産品」というキーワードも展開されている地方創生の政策がありますが、どんな「名産品」でしょうか。政府の政策としても要件が整理されていますが、
自治体の方々はどのような要件として受け取り、「名産品」はどのような商品になるのでしょうか。「自治体や民間」の人の叡智によって、その「ふるさと」の産業復興になるような「名産品」が展開されることが期待されます。「
やねだん」は行政に頼らず、その地域での自律的な活動を行う状況を作ってきています。「ふるさと名産品」に関しても、最初は政策の支援を受けて少し加速されたとしても、その後、「やねだん」のような自律的な活動にシフトをしていくことも目標かと思います。
●「ふるさと名産品」等の事業の後の自律的な活動によって
自律的な活動が行われることで、4千億円の事業も「ふるさと名産品」の1時の経済効果だけではなく、「派生的な」経済効果にもつながってきます。皆さんの自治体でも、「やねだん」も参考にされつつ叡智を結集し、是非、派生的な経済効果を創出していきましょう。
*KPI [Key Performance Indicator]重要業績評価指標