KK2  weekly【メッセージfromKK2】 (第364号 2015年3月6日発行) by AVCC
霞が関ナレッジスクエア
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メッセージfromKK2

 「結核の生態」から「人と人の絆と地域の再生」へ
久保田了司(霞が関ナレッジスクエアKK2代表/   
一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)理事長)
久保田了司さん 昨年9月、鬼籍(きせき)に入られた高度映像情報センター(AVCC)創業者・前理事長 久保田致長は、戦後の復興期、国産初の16mm映写機と「結核の生態」等の健康教育映画を携え、全国津々浦々に映画による「学び」を出前し、今日の高度映像情報社会の礎を築きました。時代がどう変化していっても、KK2は「何時でも、何処でも、誰でも、学べる社会」の実現という遺志を堅持してまいります。
 生前、前理事長の危篤状態を救ったのは、最先端の医療でした。しかし、この時の入院生活でサルコペニア(筋力低下身体機能低下)が進行、卒寿で迎えた最後の理事会には車椅子での出席となりました。希望していた「在宅での診療・看護・介護」が叶わず、やむなく介護施設での生活となり、寝たきり状態の中で人との関わりが減り、認知症が徐々に進行していきました。「我が家に帰りたい」が口癖の晩年となってしまいましたが、KK2が取り組まなければならない事業への示唆を、身を以って遺されたと感じます。

   (1) 自律した個人が、考え、学び、役割を担う組織・地域作り
   (2) 健康寿命を伸ばす学びと地域活動
   (3) 元気な高齢者に出番を作り弱者を支える地域活動
   (4) 医療に頼り過ぎず、在宅での診療・看護・介護ができる地域作り

 KK2では事業のひとつとして「人と人の絆と地域の再生」をテーマにしたプログラムに取り組んでいます。防災意識を高め人と人とのつながりを実感する「災強! 霞が関防災キャンプ」、大船渡市末崎地区と連携し、地域に学び地域情報を発信する学び&交流活動「デジタル公民館まっさき」、忙しいビジネスパーソンが心と体に向きあう「心と体のストレッチ」などさまざまなプログラムを開催しています。いずれもユニークな体感型プログラムですので、是非みなさま一度体験いただければ幸いです。
■発行元:一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)霞が関ナレッジスクエア事務局
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-2-1 霞が関コモンゲート西館奥エスカレーター上がる
電話:03-3288-1921  FAX:03-5157-9225
■発行者Webサイト:http://www.avcc.or.jp http://www.kk2.ne.jp/
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