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昨年9月、鬼籍(きせき)に入られた高度映像情報センター(AVCC)創業者・前理事長 久保田致長は、戦後の復興期、国産初の16mm映写機と「結核の生態」等の健康教育映画を携え、全国津々浦々に映画による「学び」を出前し、今日の高度映像情報社会の礎を築きました。時代がどう変化していっても、KK
2は「何時でも、何処でも、誰でも、学べる社会」の実現という遺志を堅持してまいります。
生前、前理事長の危篤状態を救ったのは、最先端の医療でした。しかし、この時の入院生活でサルコペニア(筋力低下身体機能低下)が進行、卒寿で迎えた最後の理事会には車椅子での出席となりました。希望していた「在宅での診療・看護・介護」が叶わず、やむなく介護施設での生活となり、寝たきり状態の中で人との関わりが減り、認知症が徐々に進行していきました。「我が家に帰りたい」が口癖の晩年となってしまいましたが、KK
2が取り組まなければならない事業への示唆を、身を以って遺されたと感じます。
(1) 自律した個人が、考え、学び、役割を担う組織・地域作り
(2) 健康寿命を伸ばす学びと地域活動
(3) 元気な高齢者に出番を作り弱者を支える地域活動
(4) 医療に頼り過ぎず、在宅での診療・看護・介護ができる地域作り
KK
2では事業のひとつとして「
人と人の絆と地域の再生」をテーマにしたプログラムに取り組んでいます。防災意識を高め人と人とのつながりを実感する「
災強! 霞が関防災キャンプ」、大船渡市末崎地区と連携し、地域に学び地域情報を発信する学び&交流活動「
デジタル公民館まっさき」、忙しいビジネスパーソンが心と体に向きあう「
心と体のストレッチ」などさまざまなプログラムを開催しています。いずれもユニークな体感型プログラムですので、是非みなさま一度体験いただければ幸いです。