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weekly【メッセージfromKK2】
(第369号 2015年4月10日発行) by AVCC
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新たな制度が進む中、「働きやすさ」に向かって、
組織においてリーダーとメンバーがすること?
伊藤健二 KK2産学官連携主席研究員
明治学院大学 学長特別補佐(戦略担当)国際経営学科客員教授

政府は4月3日、労働基準法改正案を閣議決定し、国会に提出しました。時間ではなく成果に対して賃金を払う「脱時間給」制度(ホワイトカラー・エグゼンプション)を新設するほか、裁量労働制の対象拡大などを盛り込んでいます。裁量労働制の他、勤務時間が長いことの是非など、具体的な議論の中から、組織と労働者の視点で「働きやすさ」を求めた方向に変わろうとしているのでしょうか。
労働安全衛生法は改正され、1事業所当たり50名以上の組織については「ストレス」についてチェックすることが、12月から義務付けされることになります。ストレスチェックの結果を医師等が対応していく、という仕組みです。
ストレスチェックが義務付けされ、裁量労働制が広がる中、皆さんの組織では、メンバーとどのようなチームワークを発揮していくのかが組織長に求められています。厚労省調査によると、業種毎に部長級、課長級、一般社員の人数バランスが異なりますが、製造業では1人:2人:6.6人に対して、卸売・小売業では1人:4.7人:4.2人、となっています。
「働きやすさ」を作りつつ、生産性を高めていくために、人材育成を含めて、リーダはどうあるべきか。
「次世代リーダ」という掛け声が多い中、法制度変更も機会に、
リーダーについて考えてみるのは如何ですか? メンバーの方々は、ストレスとうまく向き合うために、今月24日(金)には「
ストレスをコントロールする ~ストレスは敵か味方か?~」を開催しますので、参加頂ければと思います。