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weekly【メッセージfromKK2】
(第391号 2015年9月18日発行) by AVCC
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キャリアデザイン - しなやかに自分を変化させることも -

今年の就職・採用活動は8月、9月と短期集中でしたが、8月31日の内定率は69.1%(マイナビ社調査)とほぼ前年並みとなり、10月1日には多くの企業で「内定式」が行われます。しかしながら、内定保有社数が2.1社という事で、学生、企業ともにまだ手じまいとはいかないようです。正式に内定者となった学生はこれから半年学業に励むことはもちろんですが、同時に社会人として踏み出す心の準備もする事になります。
就職活動では、自分研究と企業研究が大事な二つの事でしたが、そのマッチング結果としての就職・入社は実際に自分と企業、そして社会とを折り合わせてゆくプロセスです。キャリア理論元祖のシャインMIT大学教授はその事を、「やりたい事、やれる事、やるべき事の三つの矢(や)の折り合い」がキャリアデザインの基本と説明しています。
一方でキャリア理論のクルンボルツStanford大学教授は、「このような変化が激しい時代には、キャリアは予期しない偶然の出来事によって、その80%が形成される」とも言っています。つまり、変化が常態化しつつある今日のしごと現場では、筏下りのように急流、岩場を乗り越えつつ、その経験と人との出会いを受け止めて、前向きにキャリアを設計し続けようという事でしょうか。
「生涯就活」と言われる昨今、変化へ対応する力としてのレジリエンスは、受け止める、跳ね返すだけでなく、しなやかに自分を変化させることも大事だと考えます。キャリアを変化させながらデザインするという意味で、私の造語ですが、ingをつけて「キャリアイング」と呼んでいます。
ライブラリにもありますので、是非ご視聴ください。
尚、
10月31日(土)開催の「しごと力道場」の募集をしております。今回は「合理化とは何か」がテーマです。今後のキャリアデザインにも役立つと思いますので皆様の参加をお待ちしています。