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今年のチリ地震のとき、私はたまたま岩手県大船渡市を訪れていたのですが、現地で津波警戒警報・避難勧告に接し、地域のルールにしたがって住民と一緒に末崎地区公民館に避難しました。そして10日後にも大船渡にいて、地域の方に混じって「
デジタル公民館まっさき活動*」のスタッフと「大津波避難訓練」を体験しました。
一方、私が住む関東の多摩地区では、地域住民などによる「コミュニティ・メディアと災害 研究会」や、住民・児童・保護者・先生たちによる「小学校の避難所運営ゲーム」に参加するなど、短期間に様々な防災体験をさせていただきました。
経験を通して考えたことは、平常時にできないことは非常時にもできないということ。災害発生に備えて、平時にコツコツ、防災・減災・避難生活などの訓練をすることはたいへん重要で、これも公民館の仕事なのだ、とあらためて思いました。また、“自治会“や、地域コミュニティの再生は、防災・減災・避難所体験などをテーマにした活動から醸成されるのではないと感じているところです。
みなさん、顔の見える関係づくり、他人のことを気遣うコミュニティづくりに、もう一度目を向けてみてはいかがでしょう。
KK
2は
千代田区の帰宅困難者等一時受入施設と認定されています。そうした意味からも、私たちは “霞が関の民設民営の公民館”活動に、今後も邁進していきたいと思います。
*平成27年度「学びを通じた被災地のコミュニティ再生支援事業」
(復興庁・文部科学省/主催:大船渡市「デジタル公民館まっさき」運営協議会)