KK2  weekly【メッセージfromKK2】 (第421号 2016年4月22日発行) by AVCC

霞が関ナレッジスクエア
KK2を応援して下さる皆様との交流をはかるための公式facebookページです。ぜひ「いいね」のクリックをお願いします。

※メールマガジンはHTML形式で配信しております。メーラー(メール送受信の仕組み)の種類や設定により正しく表示されない場合があります。※当メールには返信できません。お問い合せ・イベントの申し込みはそれぞれのコーナからお願いします。

メッセージfromKK2

この度の地震により被災された皆さまに、心よりお見舞い申しあげます

久保田了司
一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)理事長
霞が関ナレッジスクエア(KK2)代表

久保田了司さん
 この度の熊本県を中心とする地震で亡くなられた方々に謹んで哀悼の意を表するとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。依然として“余震”が収まらず、建物内に入れない避難住民が屋外で支援を待つ報道映像を視て、私は日本に住む限り、国民一人ひとりが自律しレジリエンスを磨き、弱者に寄り添う自律したコミュニティを作る必要性を強く感じました。因みに歴史を紐解けば今回の震央付近では、1889年7月28日にM6.3の地震が発生し、死者20人などの被害が発生したとの記録があるそうです(「日本の地震活動」による)。
 また、1923年9月1日11時58分32秒に起きた“関東大震災”を山梨で体験したAVCC前理事長が、「家は無事だったが余震がひどく、三日三晩近所の竹林で過ごした。地震の時は竹やぶに逃げなさい。」と話されていたことを思い出しました。高層マンションが林立し人があふれる首都圏で、直下地震が発生し余震が続いた場合に、住民や帰宅困難者が避難できる場所が確保できるのでしょうか? 根を張り広がる厄介モノの竹やぶは、ほとんど姿を消しています。首都圏にお住いの方々も、我がこととして災害に備え、気付き、考え、行動することをおすすめします。
 KK2を運営するAVCCは、千代田区と「大規模災害時における帰宅困難者等受入に関する協定」を結び、地震等の災害に起因し公共交通機関の運行が停止するなどの理由で、千代田区内にいるときに帰宅困難者となった人を、一時的な避難所として受け入れます。これにともない、アルミブランケット、水、食料、携帯トイレ等の必要数を備蓄し、防災無線局が千代田区とホットラインでつながり、NTT東日本の災害時特設公衆電話(4回線)・インターネット等有事に強いインフラを整備しています。またKK2では、皆様の「防災体質」を強化するプログラムを用意し、降りかかる様々な危険から自分自身と家族そして仲間を守る力を訓練します。皆さまのご利用をお待ちしています。