KK2  weekly【メッセージfromKK2】 (第423号 2016年5月6日発行) by AVCC

霞が関ナレッジスクエア
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メッセージfromKK2

デジタル公民館まっさき活動 28年度も取り組みます

丸山修
霞が関ナレッジスクエア事務局

丸山修さん
 4月14日夜の前震、16日深夜の本震など熊本県を中心に発生した活断層地震で被災された方々の厳しい避難生活が続いています。多くのボランティアが現地入りして支援活動を行っています。災害列島日本に暮らす人としての絆を改めて感じている人も多いのではないでしょうか。
 一方で、発災から5年経過した東日本大震災の被災地への支援は手薄になっています。
 KK2は、2012年度より岩手県大船渡市末崎地区公民館(ふるさとセンター)を拠点に「デジタル公民館まっさき」活動に取り組んできましたが、その大船渡市末崎町では、大津波で家屋を喪失された方々の引っ越しが、GW期間中にピークを迎えたとのこと。
 末崎町内5か所に設けられていた仮設住宅団地のうち、小学校、中学校の校庭の仮設住宅は5月中に住民退去、7月~8月で解体・撤去、10月から校庭の再開が予定されています。これらの仮設住宅にお住まいだった方々は、民有地等に設けられた仮設住宅への引っ越し、もしくは防災集団移転住宅団地促進事業で整備された自力再建の戸建て住宅、災害公営住宅への引っ越し等となりますが、これにともない何度目かのコミュニティづくりが始まります。
 一見、日常生活がだいぶ戻ってきている感もある末崎町ですが、被災地の地域コミュニティ再生は道半ば。また、公民館のICT環境整備、住民のICTデバイド解消などの政策空白には、いまだ手が差し伸べられていません。

 28年度「デジタル公民館まっさき」活動は、自己資金と寄付金を原資に「パソコン・インターネットよろず相談」「まっさきに学ぶ! 気仙に学ぶ!」等、被災地に寄り添い・被災地に学ぶ、5年目の活動を継続します。年間事業計画並びに5月活動(28日‐29日)の案内をKK2サイトと「デジタル公民館まっさき」サイトに公開していますので、みなさん、ご支援ご協力よろしくお願いします。詳細はこちらをご覧ください。