KK2  weekly【メッセージfromKK2】 (第428号 2016年6月10日発行) by AVCC

霞が関ナレッジスクエア
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メッセージfromKK2

2017年卒の就職活動の現状:
  内々定の比率、内定後の継続企業検討?、KK2のコンテンツ?

伊藤健二
KK2産学官連携主席研究員
明治学院大学 学長特別補佐(戦略担当)

伊藤健二さん
 6月1日は、今年の新卒採用における解禁日となっています。
 マイナビの6月調査(約1万人)によると、既に内々定率が理系男子では50%、理系女子では45%を超え、16年卒より早く、15年卒よりは遅い、という状況で、内々定企業数は、理系男子1.5社、理系女子1.4社となっています。
 なお、文系については、理系に比べてどうなっていると思いますか。男子41.5%、女子37.8%と、理系の8割程度となっています。
 その中で「内々定先が不満ではないが、他の企業も見たいので続行する」という人も、理系男子37%、理系女子43%となっており、企業をしっかり検討している様子が見えます。
 情報通信業、製造業、卸売業、小売業、金融業、不動産業、宿泊・飲食サービス業、等においては、1年内の離職率が6.5%~20.6%など、業種による差が大きくあります。

 会社選びのポイントの3番目に「社風が良い」ということが上がっています。では、どのように業種、会社を選ぶといいでしょうか。各企業の先輩社員等を訪問しつつ、仕事の意識等を確認していくことも重要かと思います。
 KK2では、様々な業種の先輩社員の働き方などを「エキスパート・スタジオ」としてコンテンツ化をしていますので、学生の方も企業の方も御覧下さい。
 学生と企業の新卒時の出会いが、少なくとも3年はもつような機会になることを願っています。