メッセージ from KK²

KK²weekly【メッセージfromKK²】（第445号　2016年10月7日発行）by AVCC

「KK² キャリア相談室」が新たにスタート

　2010年にスタートした「霞が関カウンセリングプログラム」は、キャリアカウンセリングを日本に広める目的で、「仕事とは何か？」「自分にふさわしい仕事とは？」を模索する来談者に、初回無料で「しごと」そのものについて考えるきっかけを提供し、本年9月30日迄延べ333名の方々にご参加いただきました。誠にありがとうございました。
　来談者は増加傾向で、約6年の活動を振り返ると概ね当初の目的を達成することができたと思います。実績は以下の表のとおりで、オープンからの累積では、年齢層はグラフの通りアソシエイトの割合が多くなっていますが、この2年ほどはリーダー層の増加が目立つようになりました。また、相談事項については、6割強の方が「転職」となっていますが、お話をされるうちに、実は職場の人間関係であったり、自分自身の生き方・キャリアについて悩んでいるということに気づく方もたくさんいらっしゃいました。

　本年4月よりキャリアコンサルタントが国家資格化され、企業は必要に応じて自社内にキャリアコンサルタントを配置し、社員のキャリア開発支援の機会を提供することが推奨されることとなっています。しかし大企業と中小零細企業間や業界間で格差が出ることが懸念され、雇用者である労働者自身も自分のキャリアを自律的に考え、かたち作っていく必要性が強まります。
　こうした状況を踏まえ、より質の高いキャリアコンサルティングを提供することを目的とし、10月より「初回無料」サービスを終了し、カウンセリング時間の拡大等内容の充実を図り、新たに「KK²キャリア相談室」としてスタートしました。引き続き特定非営利活動法人日本キャリア開発協会（JCDA）様のご協力のもと、カウンセラーと一緒に、自分らしいキャリアについて考える場を提供し、キャリア形成の自律を支援してまいります。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

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