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メッセージ from KK2

KK2weekly【メッセージfromKK2】(第484号 2017年7月14日発行)by AVCC

7月27日(木)開催「霞が関坐禅会」で自分を見つめ、IoTで「集中度を高める」働き方改革を!

伊藤健二
KK2産学官連携主席研究員
明治学院大学 学長特別補佐(戦略担当)

 経産省等の「働き方改革」の検討では、IoTのセンサーデバイスを携帯させ、「いつどこにいたのか」、「休憩のとり方」、「誰と話したか」、「話し方や話すスピード」、「集中度」などを「People Analytics」ビッグデータとして収集し、項目ごとに分析することで、生産性も分かると言われています。
 その中でも、前号の健康ネタにも少々関連してきます「集中度」は、眼鏡メーカーJINSの“MEME(ミーム)*”が収集し、いつ、どこで、どの程度集中して作業できていたかを振り返ることができるようになっています。
(左図:時間帯×集中の割合(各時間帯ごとの深い集中に入れている時間の割合)で主に30-40代男性、数千人の平均値を示します。右図:時間帯×作業場所、『営業職』である被験者Bの場合を示します)

出典:経済産業省「ウェアラブル等のITを活用した働き方改革に係る懇談会」「JINS 説明資料」、平成29年4月24日
出典:経済産業省「ウェアラブル等のITを活用した働き方改革に係る懇談会」「JINS 説明資料」、平成29年4月24日

 集中度が個々の業務の生産性にどう貢献しているかは、業種・職種で異なります。皆さんの業務をしっかり分析し、業務ステップ毎の成果の明確化が前提となります。その前提で、個人差はありますが、平均的には1日4時間程度しか集中できないと言われている中、どの時間帯にはどこで働き、何の成果を生み出すかという「働き方」の現状を把握しつつ、その4時間を設計できるようになってきています。MEMEの活動には「禅の講義」と連携したプログラムもあり、集中度を高めることにも取組まれています。
 KK2でも、7月27日に「霞が関坐禅会」を開催します。坐禅についてお話しを聴き、坐禅で自分と向き合うプログラムです。IoTによって自分の集中度の特性も認識しつつ、「禅」で自分と向き合い、深い集中度を促し、自分の潜在能力の顕在化を働き方改革の一環として行うのは、如何ですか?(※KK2坐禅会には、JINS MEMEは含まれておりません。)

【*注釈 MEME(ミーム)】
「ココロ」と「カラダ」の状態を収集するJINSのメガネ型ウェアラブルデバイス。iOS、Android搭載のスマホでデータを確認できる。JINS MEMEウェブサイト

伊藤健二 伊藤健二
KK2産学官連携主席研究員
明治学院大学 学長特別補佐(戦略担当)

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