緊急事態宣言、TOKYO五輪開催、ワクチンの広がりの中、何をするといいか?
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伊藤健二
KK2産学官連携主席研究員
三幸学園 理事長特別補佐(戦略担当)
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3回目の緊急事態宣言が6月20日に解除後、リバウンドにより15日以上連続で前の週の同じ曜日を上回り、専門家は「今 1都3県は感染の『第5波』入り口に」などと指摘されてきています。そして7月8日、4回目の緊急事態宣言(7月12日~8月22日)発出となりました。
その中で、TOKYO五輪が7月23日の開催に向かっています。東京オリンピック選手団のワクチンも企業からの寄付もあり守りの準備も進んでいるようです。国内のワクチン接種も政府CIOポータルによりますと、7月6日時点で総接種回数が41,434,655回に到達しています。各都道府県毎の1回目、2回目の接種率も掲載されており、日々の進捗が確認できます。皆さまも、各自治体や所属組織で少々の違いもあるかとは思いますが、予約等、進んでいくことと思います。
TOKYO五輪中、後、コロナにどう向き合っていけるでしょうか。
出典:「メッセージfrom KK2第686号「仮想空間シフト」を高度化-反脆弱な社会に向け、新たな機会の創造へ-」
メッセージfrom KK2第686号では「予測を超えた大きな変化に際して大きな損失を回避するだけでなく、逆に自らを強靭化させ、更に大きな成長へと繋げる力:アンチフラジャイル」ということをご紹介しています。ちょうど関連した内容が、株式会社パーソル総合研究所の調査結果では現れています。図の通り、「専門性の高いスキル」、「学び直し」をしつつ、「副業・兼業を行いたい」、といった思いが強まった人も3割程度もいて、コロナ禍でテレワーク状況においてキャリアに関する考え方に大きな変化があるようです。では、どういった内容の専門性のスキル、学び直しをするといいでしょうか。
図 コロナ禍によるキャリア・就業意識の変化(就業者 n=15,000)2020年11月18日~11月23日
コロナ禍という大きな社会課題に対して「コロナ禍を未来に活かす『防災八策』」というオンラインイベントを7月16日に開催します。自らを強靭化させ更に成長へと繋げる「アンチフラジャイル」と共に、「防災八策」を合わせて取り上げますので、何を学び直し、どういった専門性を身につけるといいか、一緒に考えていきませんか?
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