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メッセージ from KK2

KK2weekly【メッセージfromKK2】(第717号 2022年1月21日発行)by AVCC

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2022年、この日本をどう生きる?―KK2キャリア相談室ご利用のおすすめ―

伊庭野基明
KK2グローバルキャリアカウンセラー

 コロナ禍の日本で、社会、政治、医療、経済等、多くの問題が可視化されましたが、これは底流にあった課題を長年放置していただけで、何時の頃からか我々日本人は「自分の頭で考える」事をしなくなり、言われたことだけをし続け、「失敗から学ぶことでの変化・成長(アンチフラジャイル)」ができなかったのかもしれません。

 昨年末の松田学氏の講演の中に、「ブロックチェーンを実装した、ボランティア活動等での多様な地域協働体を作り、新社会貨幣を創造、活用する」という日本を作り変えるアイデアの話がありましたが、新年を迎え、我々はこの日本をどう構想し、どう生きてゆくかを改めて(自分の頭で)考える良い機会だと思いました。そこで、「働く環境の変化への対応」について調べてみると、昨年6月の厚労省の資料に下図のようなまとめが出ていました。拙稿708号で、海外の記事から、「コロナ禍を経ての働く人のキャリア観の変化」について紹介しましたが、この厚労省の資料では、1)コロナ禍でのキャリア観や行動に「ゆらぎ」が出てきている、2)人生100年時代での職業人生の長期化、働き方の選択肢が多様化、3)DX革命により、デジタル技術など必要な職業能力が変化してきているといった状況がまとめられています。

 コロナ禍が始まりだした頃の、2020年4月の「AI社会に求められるしごと力」でご紹介しましたが、DX/AIの普及で、間違いなく労働環境は変わります。リモートワーク等、今回のコロナ禍でその大きな変化が、働く人々にとって「今がキャリアの再構築の時(同708号)」と教えています。キャリア観について、働き方の選択肢について、職業能力の変化について、KK2では長年にわたり、それら「しごと力」について学べる多くのプログラムを実施、アーカイブしてきました。特に、「キャリア相談室」では、それらの課題について専門のキャリアコンサルタントが直接相談に乗っています。昨年はリモートのみの面談で運用していましたが、本年は早い時期に感染対策をとった、リアル面談も復活させて、リモートとのハイブリッド形式に移行する予定です。今年もKK2の「キャリア相談室」をよろしくお願いいたします。

伊庭野さん 伊庭野基明
1974年慶應義塾大学卒。日本IBM、リクルート、慶應義塾大学、外資金融機関等を経て、現在KK2グローバルキャリアカウンセラー(米国 GCDFキャリアカウンセリング資格)。一般財団法人高度映像情報センター(AVCC)理事

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