KK2 weekly【メッセージfromKK2】(第242号 2012年10月19日発行) by AVCC
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個人の一般知性(ナレッジ)の涵養を -グローバル世界で生きる日本人-
伊庭野基明(KK2グローバルキャリアカウンセラー)

「信頼の構造」(東京大学出版:1998年日経・経済図書文化賞)という本で、山岸俊男は、構造的に閉鎖系な日本社会は、内向きの安心社会を作ってきたが、開放的でリスクのあるグローバル社会とどう対峙するのか、そして、日本人はこのグローバル世界でどう生きるのかを考察しました。企業人材のグローバル化、大学のグローバル対応などのテーマがホットな昨今、これは参考になります。不確実性が増加する世界で、より効率のよい社会を目指すためには、社会としては人材と機会のベストマッチングが目指すべきもので、個人としては、自分の頭でもの考えてジャッジするために、「個人の知性(ナレッジ)の強化」が必要で、これにより相手が信頼できるか、騙されないかのリスクを判断できると言っています。KK2では、「しごと力を学ぶ」をテーマに、Feel, Think, Actと言った、
コンピテンシー・チェックや、各種の学習プログラム(
しごと力向上ライブラリー)を用意していますので、是非とも皆さんのナレッジの涵養に役立てて下さい。