『なぜ、それを買わずにはいられないのか』 ‐ブランド仕掛け人の告白
著者:マーティン・リンストローム
出版社:文藝春秋
発行:2012/11
定価:1,995円
出版社:文藝春秋
発行:2012/11
定価:1,995円
【目次】
序.ブランド漬けのあなたに
1.赤ちゃんが狙われる
2.パニックとパラノイアをあおって売り上げをのばす
3.やめられない、止まらない
4.その気にさせる広告
5.仲間はずれにされたくない
6.思い出は美しく
7.セレブの力
8.健康食品の謎
9.あなたのすべてが、見られている
序.ブランド漬けのあなたに
1.赤ちゃんが狙われる
2.パニックとパラノイアをあおって売り上げをのばす
3.やめられない、止まらない
4.その気にさせる広告
5.仲間はずれにされたくない
6.思い出は美しく
7.セレブの力
8.健康食品の謎
9.あなたのすべてが、見られている





メーカーや広告会社は、消費者の想像を超えたやり方でその強い説得力を利用している。たとえば、あるおもちゃメーカーは意図的に製造を控え、在庫を抑えることによって消費者にその商品の需要が高いと思いこませた。品薄感覚によって群集心理が刺激され、ついには、3倍や5倍の値段で取引されるようになるほどの過熱気味の現象がつくり出されたという。
本書では、マーケティングや広告の世界において何が行われているのか、その実態を洗い出している。
私たちは、いまや、プライバシー消滅後の社会で暮らしている、と著者は語っている。現在地をツイートし、フェイスブックのプロファイルを更新し、オンラインでクレジットカードを使って買い物をするたびに個人情報が世の中にばらまかれている。そしてマーケターは、その情報をすべて記録し、蓄え、集積し、分析し、品物を使わせるために使う。私たちは情報をオンラインに載せることは避けられず、データマイナーのものほしげな視線を逃れることはますます難しくなるであろう。