『「予測市場」という新戦略』
著 者:ドナルド・トンプソン
出版社:ダイヤモンド社
発 行:2013/01
定 価:2,100円
出版社:ダイヤモンド社
発 行:2013/01
定 価:2,100円
【目次】
1.市場を使って予測する
2.予測市場を社内に作る
3.これからの予測市場
4.予測市場を機能させるには
1.市場を使って予測する
2.予測市場を社内に作る
3.これからの予測市場
4.予測市場を機能させるには





予測市場における予測の結果の精度はおおむね高い。多くのケースで、専門家による予測を上回っているという。予測市場では、多数のトレーダーが参加することによって、分散されていた情報が集約される。なかでも優れた情報を有する者は多額の投資をすることによって、市場の価格を動かすことになる。その結果、その優れた情報の示唆する予測と同じ結果が出やすくなるのだ。
「予測市場」の手法は、ビジネスにも取り入れられ始めている。グーグルやマイクロソフト、ボーイングなどの大手企業でも導入されており、結果を「予測」したうえでの意思決定のツールとして有効に活用されている。
この市場では、従業員なら誰でも、新しい製品やサービス、効率化のアイデアなどを提案でき、その提案は「株式」となる。そしてその株式は上場され、従業員は、会社から配られた仮想通貨を使い、イントラネット上で取引を行う。そしてその結果に応じて報酬が配分されるのだ。ミューチュアル・ファン・マーケットでは、開始から2年間で、50もの革新的な製品、サービス、プロセスのアイデアを生み出したという。