『コピーキャット』 ‐模倣者こそがイノベーションを起こす
著 者: オーデッド・シェンカー
出版社: 東洋経済新報社
発 行: 2013/02
定 価: 1,890円
出版社: 東洋経済新報社
発 行: 2013/02
定 価: 1,890円
【目次】
1.繁栄するコピーキャットたち
2.模倣の科学と技法
3.模倣の時代
4.偉大なる模倣者たち
5.模倣の能力とプロセス
6.模倣という戦略
7.イモべーション 成功の条件
1.繁栄するコピーキャットたち
2.模倣の科学と技法
3.模倣の時代
4.偉大なる模倣者たち
5.模倣の能力とプロセス
6.模倣という戦略
7.イモべーション 成功の条件





イモベーターは、模倣したものを組み合わせたり、改良したりすることによってイノベーションを起こす。模倣した要素を、自身の環境や脈絡、状況に適応させ、そこに独創性を吹き込むのである。現代では、グローバル化、IT化により情報や知識の獲得が容易になっている。収集した情報や知識をいかに組み合わせるかが戦略のカギとなる。
成功する模倣の一形態に「ある環境から別の環境にモデルを移植すること」がある。例えばカナダのウエストジェット航空は、サウスウエスト方式を「カナダ化」した。また、ライアンエアーは、サウスウエスト・モデルの、安い価格で多くの人に座席を売るというアプローチに磨きをかけた。模倣元から必要な要素を選択し、発展させたのである。
イモべーションに成功するためには、単純化は禁物。模倣しようとするモデルの構造を複雑なまま捉え、要素同士の脈絡を捉えなければならない。そしてその構造を自らの環境や、関連性のある知識や情報と組み合わせることでイモべーションは完成するのである。