『統計学が最強の学問である』 ‐データ社会を生き抜くための武器と教養
著 者: 西内 啓
出版社: ダイヤモンド社
発 行: 2013/01
定 価: 1,680円
出版社: ダイヤモンド社
発 行: 2013/01
定 価: 1,680円
【目次】
1.なぜ統計学が最強の学問なのか?
2.サンプリングが情報コストを激減させる
3.誤差と因果関係が統計学のキモである
4.「ランダム化」という最強の武器
5.ランダム化ができなかったらどうするか?
6.統計家たちの仁義なき戦い
終.巨人の肩に立つ方法
1.なぜ統計学が最強の学問なのか?
2.サンプリングが情報コストを激減させる
3.誤差と因果関係が統計学のキモである
4.「ランダム化」という最強の武器
5.ランダム化ができなかったらどうするか?
6.統計家たちの仁義なき戦い
終.巨人の肩に立つ方法





自社の商品を買ってくれる人と買ってもらえない人の差異はどこにあるのか。それが明らかになれば、効力のあるマーケティング戦略を立てることができる。実際のビジネスにおいては、その差異を経験や勘に基づいて判断しているケースが多い。「経験や勘」は不正確だ。なぜなら人間には先入観や物事を都合よく解釈してしまう性質があるからだ。また、一つあるいは数例程度の偏った成功体験から汎用性に欠けた「ビジネスの成功法則」を見いだしてしまうこともある。統計学ならばこれらの欠陥を補うことができる。
ある事象の本当の原因を明らかにするために役立つ強力なツールとして、「ランダム化比較実験」がある。この方法論では、対象を「ランダム」に抽出していくつかの群に分け、それぞれの群ごとに異なる条件を与えて行動の結果などを比較する。ランダムに選ばれているので、結果が群によって違った場合、個々の対象がもともと持っている性質が原因だとは考えにくい。そのため、与えた「異なる条件」が本当の原因であると判断することができるのだ。