『育てる技術』
著 者: 石田 淳
出版社: 日経BP社
発 行: 2013/04
定 価: 1,470円
出版社: 日経BP社
発 行: 2013/04
定 価: 1,470円
【目次】
1.行動科学で「伝えられる人」になる
2.なぜ伝わらない? なぜ育たない? 残念な教え方
3.短時間で確実に「仕事のできる部下」をつくる!
4.「成果が上がる行動」を習慣化させるには
5.「憧れられる課長」でいるために
1.行動科学で「伝えられる人」になる
2.なぜ伝わらない? なぜ育たない? 残念な教え方
3.短時間で確実に「仕事のできる部下」をつくる!
4.「成果が上がる行動」を習慣化させるには
5.「憧れられる課長」でいるために





自分たちの新人時代には考えられなかったような部下の発言や態度に腹を立てても、何ら問題は解決しない。彼らは教えられてこなかっただけなのだ。問題の本質は部下の"態度"にあるのではなく、とるべき"行動"を教えてもらっていないことにある。
本書は、部下を管理、教育するのに、ともすれば感情論や精神論に走ることの誤りを的確に指摘、その上で、どうすれば部下が育つかを「行動科学マネジメント」の手法に基づいて、具体的に提示している。
・Measured:計測できる(数値化できる)
・Observable:観察できる(誰から見ても、何をしているかがわかる)
・Reliable:信頼できる(誰から見ても、それが同じ行動だとわかる)
・Specific:明確化されている(何をどうするかが明確になっている)
例えば「なるべく早く資料を作って」という伝え方は曖昧であり、上司と部下の間に感覚のズレを生じさせる。その結果、部下が「思うように動いてくれない」とイライラしたりする。だがこれは明らかに部下に問題がある訳ではなく、上司の伝え方に問題がある。「明後日の朝9時までに、会議で配る資料を10部作って」と言えば、部下はその通りに行動しようとするだろうし、上司はイライラすることもなくなるのだ。