『レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか』
著 者:ヴォルフガング・ヒュアヴェーガー
解 説:楠木 建
訳 者:長谷川 圭
出版社:日経BP社
発 行:2013/10
定 価:1,680円
解 説:楠木 建
訳 者:長谷川 圭
出版社:日経BP社
発 行:2013/10
定 価:1,680円
【目次】
1.52億本への道
2.スポーツ・マーケティング
3.レッドブル帝国の正体
4.創業者の横顔
1.52億本への道
2.スポーツ・マーケティング
3.レッドブル帝国の正体
4.創業者の横顔





しかし、これだけメジャーになっても、レッドブル社の経営の実態はあまり知られていない。上場もしていないし、創業者ディートリッヒ・マテシッツも、マスメディアへの露出を嫌い、基本的に取材はNG。オーストリアの会社であることさえあまり知られていない。そうした状況の中で本書は、レッドブルの元社員を主な取材ソースに、レッドブルの成り立ちや世界的ブランドへと成長していく過程、マーケティングとブランディングの考え方等を紹介しつつ、レッドブル成長の要因を探ったものである。
スポーツ選手にトレードマークを押しつけ、それがテレビに映っていた時間を集計するようなことだけは絶対にしたくない、とマテシッツは主張する。「あるスタジアムの広告スペースをすべてプレゼントすると言われても、欲しいと思いません。私は『量がすべて』といった考えは持っていません。スポーツの一部になることが、私たちの哲学です」。スポーツの一部になること、これがレッドブルの強みなのだ。
楠木建(解説):一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。1992年一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。一橋大学商学部助教授および同イノベーション研究センター助教授などを経て、2010年より現職。専攻は競争戦略とイノベーション。