『「原発さまの町」からの脱却』 ‐大熊町から考えるコミュニティの未来
著 者:吉原 直樹
出版社:岩波書店
発 行:2013/11
定 価:2,625円
出版社:岩波書店
発 行:2013/11
定 価:2,625円
【目次】
1.ゆらぐ「原発さまの町」
2.「福島県のチベット」から「原発さまの町」へ
3.「あるけど、ない」コミュニティ
4.「国策」自治会へ/から
5.もうひとつの自治会
6.ネットワーク型コミュニティの一つのかたち
終.「創発するコミュニティ」の形成に向けて
1.ゆらぐ「原発さまの町」
2.「福島県のチベット」から「原発さまの町」へ
3.「あるけど、ない」コミュニティ
4.「国策」自治会へ/から
5.もうひとつの自治会
6.ネットワーク型コミュニティの一つのかたち
終.「創発するコミュニティ」の形成に向けて





本書では、避難民への聞き取りや役場をはじめとした関連諸機関に対する資料調査等によって得られた知見を基に、「原発さまの町」の原構造とその転態の様相をあぶり出し、さらに、避難先で見られる新たなコミュニティ形成の動きが、「原発さまの町」からの脱却への道標となって表出していることを明らかにしている。
だが、そうした状況のなかで、自治会の中にあって自治会を超えようとする「もうひとつの自治会」を形成する動きがあらわれている。新たなコミュニティは当面の課題は何かを明らかし、行動しようとしている。例えば、行政や関係諸団体への働きかけやそれらとの協働などだ。活動の基軸を生活の私化から「生活の共同/協同」へと移すことによって、「原発さまの町」からの脱却を試みているのである。