『部長の資格』 ‐アセスメントから見たマネジメント能力の正体
著 者: 米田 巖
出版社: 講談社(現代新書)
発 行: 2013/11
定 価: 798円
出版社: 講談社(現代新書)
発 行: 2013/11
定 価: 798円
【目次】
1.あなたの周りの困った部長
2.部長の役割と必要な能力
3.「できる」部長の落とし穴-10の常識と逆説
4.「困った」部長から「できる」部長へ
1.あなたの周りの困った部長
2.部長の役割と必要な能力
3.「できる」部長の落とし穴-10の常識と逆説
4.「困った」部長から「できる」部長へ





マネジメント能力は言動特性によって測ることができる。言動特性とは、性格や資質とは異なるもの。性格や資質を変えるのは簡単ではないが、言動特性は開発することで確実に変えられる。つまり、困った部長の困った言動特性=何らかのマネジメント能力の不足は、開発できるし変えられるのである。
これを改め、彼の強みを組織の中で活かすには、関連する能力、つまり相互交流が感じられるコミュニケーション力と、丁寧で根気強い説明責任能力の改善開発が必須だった。そのために九つの行動目標を立て、挑戦していくことに。毎月2回のコーチングで取組成果と課題を話し合い、その効果のほどは周囲からフィードバックを受ける。最初は周囲から怪訝な顔をされたものの、3ヵ月もすると開発効果を示すコメントが寄せられるようになり、最終的に2年間の能力開発を経た部長は、民主的なチーム運営を志向するまでに変わった。この結果、チームの活力は見違えるように高まったのである。