『モアイの絆』 ‐チリ・イースター島から南三陸町への贈り物
編 者:モアイプロジェクト実行委員会
出版社:言視舎
発 行:2013/07
定 価:1,700円(税別)
出版社:言視舎
発 行:2013/07
定 価:1,700円(税別)
【目次】
1.モアイの絆
2.日本チリ交流の軌跡
1.モアイの絆
2.日本チリ交流の軌跡





地元の県立志津川高校では、震災前年からモアイを使った町おこし計画を進めていた。計画のシンボルだったモアイ像に特別の思いを寄せていた同校の教諭や生徒たちは、モアイ像の“救出”を南三陸町役場に何度となく掛け合ったものの、多くの職員と庁舎を失った町にはそれに応える余裕はなかった。しかし、生徒たちの思いは、太平洋を挟んだ二つの国を巻き込む前代未聞の大プロジェクトにつながる。本書は、モアイプロジェクト実現までの軌跡をたどるとともに、そこに人々のどんな思いが込められていたのかを綴ったものである。
また志津川高校からは、生徒のチリ短期留学のアイデアが提案された。生徒と教諭が3週間ほどチリに滞在し、イースター島を含めてチリの産業、文化、風土、国民性を肌で知り、両国の将来にわたる交流につなげるこの短期留学制度は、ひとまず3年間続けるプランが固まっている。
異なる国と地域、様々な世代と職業の人々が、不思議な縁で交差し、ひとつのプロジェクトを動かした。そして、それぞれをつなぐ結び目に、いつもモアイがあった。なお、モアイには「未来に生きる」の意がある。