『65歳定年制の罠』
著 者:岩崎 日出俊
出版社:KKベストセラーズ(ベスト新書)
発 行:2013/03
定 価:752円(税別)
出版社:KKベストセラーズ(ベスト新書)
発 行:2013/03
定 価:752円(税別)
【目次】
1.「65歳定年時代」の隠された罠
2.年金だけでやっていけるのか
3.老後の破綻リスクに備える
4.定年起業を成功に導く10ヵ条
5.失敗から立ち上がる者が成功する
6.定年を機に起業した先輩たち
7.ボランティア、NPOという生き方
1.「65歳定年時代」の隠された罠
2.年金だけでやっていけるのか
3.老後の破綻リスクに備える
4.定年起業を成功に導く10ヵ条
5.失敗から立ち上がる者が成功する
6.定年を機に起業した先輩たち
7.ボランティア、NPOという生き方





そもそも新制度の意味するところは、60歳で定年退職しても年金が支給されなくなるため、再雇用により65歳まで働いてもらい、年金がもらえない期間をしのいでもらおうということである。さらに、多くの企業が選ぶ「再雇用制度」では、給料が激減したり、嘱託や契約社員という不安定な身分や理不尽な配属先を強いられたりすることも多い。そうしたなか、ならば60歳定年と同時に自分で事業を始めたほうが、結果的により長い期間働けるのではないか、と考える人が最近増えている。
前職を活かして起業した例として、千葉県にある小学校の教員だったNさんが挙げられる。Nさんが定年後に自宅で開いた塾では、教員時代にはできなかった子供たちひとりひとりのレベルにあった個別指導に近い形の授業を行っている。最初の生徒は二人だったが、次第に口コミで生徒が増え、駅前ビルの一室を借りるまでになった。
また、前職とは事業内容が異なっても、「これがやりたい」という情熱、「こうしたらもっとよくなる」という創意工夫、「失敗しても立ち上がる」勇気があれば、家族はもちろん従業員や顧客は自然と味方になってくれる。キャリアや個性を活かして、新しい道へ踏み出してみることを検討してみよう。