『ヤンキー経済』 ‐消費の主役・新保守層の正体
著 者:原田 曜平
出版社:幻冬舎(幻冬舎新書)
発 行:2014/01
定 価:780円(税別)
出版社:幻冬舎(幻冬舎新書)
発 行:2014/01
定 価:780円(税別)
【目次】
序.マイルド化するヤンキー
1.地元から絶対に離れたくない若者たち
2.マイルドヤンキーの成立
3.ヤンキー135人徹底調査
4.これからの消費の主役に何を売るのか
序.マイルド化するヤンキー
1.地元から絶対に離れたくない若者たち
2.マイルドヤンキーの成立
3.ヤンキー135人徹底調査
4.これからの消費の主役に何を売るのか





マイルドヤンキーは二つのタイプに分かれる。一つは「残存ヤンキー」。これは以前の典型的なスタイルを維持している“絶滅危惧種”だが、強面や強気の姿勢は薄まっている。そしてもう一つは「地元族」で、見た目は普通の若者と変わらない。服装もオシャレで、性格もやさしい。しかし、彼らは地元における生活と人間関係を何よりも大切にし、地元から出ることを嫌う。ここで言う「地元」とは、都道府県や市町村よりももっと狭い、半径5キロメートルほどの、中学・高校の「学区」ほどのエリアを指す。
一方でマイルドヤンキーたちは電車を好まない。公共の場である電車は、クルマと違い“地元の仲間以外”の人もたくさん乗っているからだ。知らない人に囲まれながら、地元から離れた都市部に出ることなど、マイルドヤンキーにとっては恐怖でしかない。
マイルドヤンキーたちは、知らないことを知ろうとする好奇心も少ない傾向にある。彼らは、地元で大事な仲間たちと一緒に過ごす時間を大切にし、それがずっと維持されることを願っている。企業はそんな彼らの「現状維持のための消費」を念頭においた商品やサービスを考えるべきだろう。