『なぜ、「異論」のでない組織は間違うのか』
著 者:宇田 左近
出版社:PHP研究所
発 行:2014/05
定 価:1,500円(税別)
出版社:PHP研究所
発 行:2014/05
定 価:1,500円(税別)
【目次】
1.「異論を唱える義務」とは
2.公的機関の改革から見えた「マインドセット」問題の存在
3.「異論を唱える義務を課す」組織を創出するには
4.「異論を唱える義務」を負った国会事故調
5.「マインドセット」の罠に陥らないために
1.「異論を唱える義務」とは
2.公的機関の改革から見えた「マインドセット」問題の存在
3.「異論を唱える義務を課す」組織を創出するには
4.「異論を唱える義務」を負った国会事故調
5.「マインドセット」の罠に陥らないために





マッキンゼーでは、行動規範の一つとして「異論を唱える義務」=「相手の意見が違っていると思ったら、相手が上司でも年齢・年次が上でも、あえて発言する義務」が課せられていた。社内の者同士が互いを慮って何も言わない状況は、問題が生じた時に責任回避ができる状況を生んでしまう。しかし「異論を唱える義務」という規範を課せば、それを許さない組織環境が創出されるのだ。
そうした組織で働く人々は自らの職能を高め、必要があれば転職も厭わないことから、結果的に人材の流動性も高まる。多様な人材が集まり、部門を超えた組織横断的なチームが形成されることで、前例のない課題解決を行うことが可能になる。「集団思考型マインドセット」を転換する場合には、このようなプロジェクトチームを組織に構成し、「異論を唱える義務」の意味を理解した人材の拡大再生産を図ることが近道になる。