『知性を磨く』
著 者:田坂 広志
出版社:光文社(光文社新書)
発 行:2014/05
定 価:760円(税別)
出版社:光文社(光文社新書)
発 行:2014/05
定 価:760円(税別)
【目次】
1.なぜ、高学歴の人物が、深い知性を感じさせないのか?
2.「答えの無い問い」に溢れる人生
3.なぜ、「割り切り」たくなるのか?
4.「割り切り」ではない、迅速な意思決定
5.精神のエネルギーは、年齢とともに高まっていく
6.「固定観念」を捨てるだけで開花する能力
7.なぜ、博識が、知性とは関係無いのか?
8.頭の良い若者ほど、プロフェッショナルになれない理由
他、全25項目
1.なぜ、高学歴の人物が、深い知性を感じさせないのか?
2.「答えの無い問い」に溢れる人生
3.なぜ、「割り切り」たくなるのか?
4.「割り切り」ではない、迅速な意思決定
5.精神のエネルギーは、年齢とともに高まっていく
6.「固定観念」を捨てるだけで開花する能力
7.なぜ、博識が、知性とは関係無いのか?
8.頭の良い若者ほど、プロフェッショナルになれない理由
他、全25項目





「知性」は、「知能」や「知識」とは“似て非なる”言葉だ。「知能」とは、答えの“ある”問いに対して時間をかけずに正しいとされる答えを導き出す能力を指す。それに対して「知性」とは、答えの“ない”問いの答えを探し続ける能力である。
「知識」とは、書物などから学べるものであり、言葉として表わすことができるもの。一方「知性」の本質は「智恵」である。智恵は経験からしか身につけることができない。そして智恵は言葉で表わすことができない。高学歴の人物から「知性」が感じられないのは、その人物に「知能」「知識」があっても、体験からくる「智恵」が身についていないからなのだ。
経営者や起業家、変革に挑むリーダーであれば、多少なりともこの「七つのレベルの思考」を行っている。だが、たいてい中途半端に終わる。その一つの理由は、この七つがアンバランスであること。経営戦略には優れているが人間力を感じさせない経営者がその一例である。二つめの理由は、それぞれのレベルが深化されていないこと。第三の理由は、七つのレベルが相互にシナジーを生み出していないことだ。たとえば戦略と戦術を互いにチェックし、整合性があるかどうかを確かめることで両者のシナジーを得ることを心がけるべきである。