『ルポ 高齢者ケア』 ‐都市の戦略、地方の再生
著 者:佐藤 幹夫
出版社:筑摩書房(ちくま新書)
発 行:2014/05
定 価:800円(税別)
出版社:筑摩書房(ちくま新書)
発 行:2014/05
定 価:800円(税別)
【目次】
1.超高齢社会の未来を創る
2.「死に至る孤立」を防ぐ
3.「高齢弱者」という課題
4.認知症ケアと「地域の介護力」
5.過疎地域の再生モデル
6.もう一つの「石巻の記録」
1.超高齢社会の未来を創る
2.「死に至る孤立」を防ぐ
3.「高齢弱者」という課題
4.認知症ケアと「地域の介護力」
5.過疎地域の再生モデル
6.もう一つの「石巻の記録」





群馬県上野村は人口1370人、高齢化率42.6パーセントの過疎村であるが、早い時期から高齢者の保健・医療・福祉に取り組んできた。その礎をつくったのは、高齢者対策に深い関心を寄せていた先々代村長の黒沢丈夫氏で、平成元年にモデル事業として高齢者集合住宅を15世帯つくったのがはじまりだった。
近年では、一人になっても村で生活したい、大変になったらデイサービスを使ったりヘルパーさんに来てもらい、それでも大変になったら集合住宅に行きたい。そのように考える人が増えている。上野村の暮らしにおける安心と安全はしっかりと守られている。だからこそ村独自の取り組みもよりいっそう効果を発揮する。ケアと地域づくりとはつながっていて、そこに相乗効果が生じるのである。