『センスは知識からはじまる』
著 者:水野 学
出版社:朝日新聞出版
発 行:2014/04
定 価:1,400円(税別)
出版社:朝日新聞出版
発 行:2014/04
定 価:1,400円(税別)
【目次】
序.センスは生まれついてのものではない
1.センスとは何かを定義する
2.「センスのよさ」が、スキルとして求められている時代
3.「センス」とは「知識」からはじまる
4.「センス」で、仕事を最適化する
5.「センス」を磨き、仕事力を向上させる
終.「センス」はすでに、あなたの中にある
序.センスは生まれついてのものではない
1.センスとは何かを定義する
2.「センスのよさ」が、スキルとして求められている時代
3.「センス」とは「知識」からはじまる
4.「センス」で、仕事を最適化する
5.「センス」を磨き、仕事力を向上させる
終.「センス」はすでに、あなたの中にある





世の中に「誰も見たことのない、あっと驚く企画」は、実はたくさんある。だが、それらには「あっと驚くヒット企画」と「あっと驚く売れない企画」の2種類がある。著者の感覚では前者はあらゆる企画の2%ほど。後者は63%をも占める。既存のものからあまりにかけ離れた「あっと驚く企画」は、コアなターゲットに向けたもの以外、広く受け入れられることは少ないのだ。iPhoneは固定電話や携帯電話という過去にあったものをベースにしたヒット商品だ。多くの発明品がこのように過去にあった「あっと驚かないもの」の知識を前提としている。
ただし、蓄える知識は何でもいいというわけではない。例えば、普通のセーターを着ているけれどもセンスを感じさせるオシャレなA君がいる。その一方で、Bさんは、いつも流行の服を着ているけれど、センスがなさそうにみえる。この2人の違いは何か。A君は流行にも詳しいが、自分の体型や個性、雰囲気などを客観的につかんでいる。しかしBさんは、最先端の流行に関する知識は豊富だが、その知識は偏っており、自分についての客観的情報をもっていない。
センスの最大の敵は思い込みと主観だ。思い込みや主観に基づく情報をいくら集めても、センスはよくならない。意識的に思い込みを外し、客観的な知識を増やしていくべきなのである。