『自分でつくるセーフティネット』 ‐生存戦略としてのIT入門
著 者:佐々木 俊尚
出版社:大和書房
発 行:2014/08
定 価:1,200円(税別)
出版社:大和書房
発 行:2014/08
定 価:1,200円(税別)
【目次】
1.セーフティネットは自分でつくる時代
2.総透明社会の時代
3.ゆるいつながりの時代
4.見知らぬ人を信頼する時代
5.「善い人」が生き残る時代
6.生き方そのものが戦略になる時代
1.セーフティネットは自分でつくる時代
2.総透明社会の時代
3.ゆるいつながりの時代
4.見知らぬ人を信頼する時代
5.「善い人」が生き残る時代
6.生き方そのものが戦略になる時代





フェイスブックは、人間関係を“気軽に”維持していくための道具でもあり、自分という存在の信頼性を保証してくれるものでもある。書き込みや写真のアップロード、友達の一覧などによって自らの人間性をさらけ出すことで、他人からの「信頼」が得られる。
フェイスブックのゆるい人間関係からは、有用な情報が得られることが多い。なぜなら共通点の多い「強いつながり」よりも、相手が自分の知らない情報を持っている可能性が高いからだ。そして相手からの信頼があれば、その情報を提供してもらえる可能性も高い。
現代では「善い人」であることが重要な生存戦略だ。「会社のために黙々と仕事をする」よりも「広く社会のために善いことをする」ことがセーフティネットになる。
善い人であるためには、まず、他人に対して寛容であることだ。多様性を受け入れ、人が自分と違うからといって攻撃したりしない。そして「与える人」であること。自分のもつ知識や情報、モノなどを積極的に人に与える人が、最終的には得をする。善い人になることは、いまでは道徳や宗教とは関係なく、現代人にとって必須の戦略といえるのだ。