『小さなラジオ局とコミュニティの再生』 ‐3.11から962日の記録
編 者:災害とコミュニティラジオ研究会
出版社:大隅書店
発 行:2014/05
定 価:2,200円(税別)
出版社:大隅書店
発 行:2014/05
定 価:2,200円(税別)
【目次】
1.想定外の災害で求められたもの
2.復旧と復興のためのラジオ
3.「被災地のラジオ局」では括れない物語
4.ラジオ局だからできる支援活動
5.試行錯誤の支援スキーム
6.救うためのインフラ
終.社会変革の道具としてのラジオ
1.想定外の災害で求められたもの
2.復旧と復興のためのラジオ
3.「被災地のラジオ局」では括れない物語
4.ラジオ局だからできる支援活動
5.試行錯誤の支援スキーム
6.救うためのインフラ
終.社会変革の道具としてのラジオ





地元の人々が運営する小さなコミュニティラジオ局は、地震発生直後の混乱の中で、とにかく地域住民が生きのびるための情報を伝え続けた。さらにその後は、仮設住宅での生活に不安を覚える人たちの心を癒し、時に彼らの切実な声を伝え、見知らぬ土地での避難生活下で、同じコミュニティを大切にする者同士の間をつなぐ、大切な役目を果たしてきた。そして、多くのコミュニティラジオ局が今なお、地域の人たちに寄り添いながら、日々放送を続けている。
臨災局は、被災当初の給水・炊き出し等の救援情報から、地域の復興情報や住民を元気づける情報の伝達へとシフトしながら、被災地の復旧・復興を支える放送を続けている。さらに、放送以外にも、被災者同士の互助活動や復興に向けた対話集会、復興イベントなどを開催。以前はなかなかつながりを持てなかった人々が臨災局の活動に参加することで横につながり、自立に向けた住民活動がコミュニティの中で生まれる土壌をつくっている。臨災局は被災者のコミュニティ活動への参加を促す機能をも持っているのである。
日比野純-:東京都出身。世界コミュニティラジオ放送連盟アジア太平洋地域理事。
宗田勝也:京都府出身。京都コミュニティ放送副理事長。
松浦さと子:兵庫県出身。龍谷大学政策学部教授。
松浦哲郎:石川県出身。元世界コミュニティラジオ放送連盟アジア太平洋地域理事。